
ワープロ、表計算ソフトのような「プログラム」を使うことは、文字を表示し、書式を整え、印刷するといった特定の「仕事」をコンピューターに指示し、処理させないといけません。
プログラミング言語 Java
コンピューターが仕事の内容を理解できる、機械語と呼ばれる言語でプログラムを作成しなければなりません。しかし困ったことにこの機械語は「0」と「1」の数字の羅列からできています。人間にはとうてい理解できる内容ではありません。
そこで機械語よりも「人間の言葉に近い水準のプログラミング言語」がいくつも考案されてきました。Java言語もそのうちの一つです。
JDKをインストールする

Google検索画面でJDKと入力。「こちら(USサイト)」をクリックして、オラクルのUSサイトにいきましょう。

次に「JDK Download」。

「Java SE Development Kit 14 Downloads」画面に遷移しましたが、ビット数を確認するためにコントロールパネルのシステムとセキュリティをクリック。

上記の画面でシステムをクリック。

システムの種類にビット数が書かれています。

このビット数と同じJDKをインストールしましょう。

ダウンロードできたら、フォルダを開いて、ダブルクリック。インストールが始まりますので、進めてください。インストールフォルダはデフォルトのままにしておきます。これでインストール完了です。
続いて、Javaのコンパイルができるように環境変数を設定します。

Windowsの検索欄で「システム環境変数」と入力し、「システム環境変数の編集」をクリックします。

続いて「環境変数」をクリック。「システム環境変数」の「新規」をクリックします。

「変数名」に「JAVA_HOME」、「変数値」に「こちら(C:\Program Files\Java\jdk-14.0.1)」を入力しOKをクリック。続いて、パスを設定します。

「システム環境変数」内の変数「Path」をダブルクリック。

「新規」をクリックし「こちら(%JAVA_HOME%\bin)」を入力しOKをクリックします。以上で、環境変数の設定が完了しました。環境変数の設定を反映させるため、一度PCを再起動してください。
再起動後にコマンドプロンプトを開きます。

java -versionと入力してください。バージョンが返ってくれば、設定は完了です。
コードのしくみを知る
JDKなどのツールが準備できたら、いよいよプログラムを作成します。
次に私たちがしなければならないことは、テキストエディタに、Java言語の文法にしたがってプログラムを入力いていくという作業です。Windowsの「メモ帳」で作成できますが、次の点に注意しながら入力しないといけません。
- 英数字は全角ではなく、半角で入力してください。
- 英字の大文字小文字は異なる文字として区別されます。例えば、「main」を「MAIN」として、入力しないでください。
- 空白の部分は、半角スペースキーまたはTabキーを押してください。全角スペースは入れないでください。
- セミコロン(;)とコロン(:)の違いに気をつけてください。
- { }、[ ]、( )の違いに気をつけてください。
- 0(ゼロ)とo(英字のオー)、1(数字)とl(英字のエル)も間違えないように入力してください。
「メモ帳」よりも「サクラエディタ」で入力した方がわかりやすく効率的に作成できます。
サクラエディタをインストールする
Google検索からサクラエディタを入力してください。

最新版からダウンロードしてください。インストール時に追加タスクの選択画面で、「SAKURAで開く」メニューの追加にチェックを入れて下さい。

インストール時にチェックを入れないと、上記のように開くことが出来ません。プログラムから開く→サクラエディタで開かないといけないためです。
以上でJDKとサクラエディタのインストールは終了です。