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クラスライブラリのしくみ

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今まで、クラスの基本について学びました。これまでは以下のような手順でクラスを作成してきました。

  1. クラスを設計するコードを書く → クラスを宣言する
  2. クラスを利用するコードを書く → オブジェクトを作成するインスタンスメ変数・インスタンスメソッドを使う、または → クラス変数・クラスメソッドを使う

例えば、だれかがすでに「キャラクター」に関するクラスを設計していた場合、すべて自分で書かなくてよいのです。

私たちが2の手順からコードを記述できるように、すでに設計されたクラスが用意されています。それが「クラスライブラリ」であり、これから取り上げていく内容です。

文字列を扱うクラス

クラスライブラリのクラスをいくつか利用してみましょう。JDKが正しくインストールされていれば、クラスはすぐに利用可能です。

まず文字列を扱うStringクラスを使ってみることにします。Stringクラスには多くのメソッドが定義されています。これらのメソッドを呼び出せば、私たちはStringクラス内でどんな処理が行われているか知らなくても、文字列を簡単に扱うことができます。

文字列の長さと文字を取り出す

charAt()メソッドと、length()メソッドを呼び出してみます。

charAt()メソッドは、

引数で指定した位置にある文字を返す

という処理を行うメソッドです。

0の引数を渡すと、文字列の最初の文字を戻り値として返してくれます。但し、1番目の文字が「0番目」、2番目の文字が「1番目」となり、0から数えることに注意してください。

また、length()メソッドは、

文字列の長さを返す

という処理を行うメソッドです。

文字列オブジェクトを作成するときの注意

以前に「new」演算子を使ってオブジェクトを作成することを学びました。Stringクラスのオブジェクトは大変よく使用されるので、newを使わないで作成できます。

String str = “Welcome”; // Stringクラスのオブジェクトをさすことができる。

今まで学んだオブジェクトの作成方法だと下記のようになります。間違いではないですが、最初の方が効率の良い処理です。

String str = new String(“Welcome”);

大文字と小文字の変換をする

今度は文字列を大文字または小文字に変換する2つのメソッドを呼び出してみましょう。

StringクラスのtoUpperCase()メソッドtoLowerCase()メソッドは、文字列を大文字と小文字に変換するメソッドです。

文字を検索する

文字列の中から指定した文字を検索するコードを下記に記述しています。

StringクラスのindexOf()メソッドは、文字列から文字を検索して、最初に現れる位置を返します。0番目からスタートするので「num+1」番目として、1つ大きい番号が出力されます。

文字が見つからない場合は「-1」が返されます。

文字列を追加する

StringBufferクラスのオブジェクトは、文字列を引数として渡して作成することができます。

このクラスには、文字列を追加する処理を行うappend()メソッドがあります。追加したい文字列を引数に指定すれば、文字列を上記のコードのように追加できます。

Integerクラスを使う

文字列以外のクラスを見ていきましょう。下記のコードを見てください。

parseInt()メソッドは、Integerクラスのクラスメソッドです。つまり、Integerクラスのオブジェクトを作成しないでも、「Integer.parseInt();」というふうに、クラス名をつけて呼び出すことができるメソッドです。

このメソッドはStringクラスのオブジェクトを引数として渡すと、int型の値を返してくれます。

Mathクラスを使う

Integerクラス以外で、数学的な計算を行う機能をまとめたMathクラスを取り上げておきましょう。

max()メソッドは、引数として渡した2つの数のうち、最大値を戻すメソッドです。ここでは、int型の値を2つ受け取るmax()メソッドが呼び出されます。

標準のクラスライブラリには、様々なクラスが用意されています。使いこなすと、複雑で高度な処理をするプログラムを簡単に作成できるのです。

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